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建設業許可の金額と必要書類まとめ|専門家のサポートで安心取得

  • 2024年11月6日
  • 読了時間: 11分



▶︎1. 建設業許可とは?



1.1 建設業許可が必要な場合とは?

建設業許可が必要な場面は、主に請け負う工事の金額工事の種類に関連しています。基本的には、500万円以上の建設工事を請け負う場合に許可が必要とされています。この500万円の基準は、工事の種類にかかわらず適用され、建築一式工事や設備工事、電気工事など幅広い分野に適用されます。


特に、建設業を営む企業が多く手がける電気工事や塗装工事でも、500万円以上の規模に達する場合は許可が必要です。これに該当しない軽微な工事、たとえば500万円未満のリフォームや修繕工事では、許可を取得せずに進めることが可能です。


しかし、この「軽微な工事」の範囲を超える場合は、適切な許可を取得していないと法律違反となるため、慎重に判断する必要があります。


許可を取得せずに無許可で工事を行った場合、罰則や行政処分の対象となる可能性があり、事業の継続に大きな影響を与えることがあります。そのため、工事の規模や内容に応じて事前に許可を取得することが、信頼性を高め、法的なトラブルを回避するために重要です。


1.2 建設業許可を取得するメリット

建設業許可を取得することには、事業の信頼性や業務範囲の拡大など、さまざまなメリットがあります。以下では、その具体的な利点について詳しく解説します。


信頼性の向上

建設業許可を取得することで、企業としての信頼性が飛躍的に向上します。特に、建設業界では法的な基準をクリアしていることが重要視され、許可の有無が取引先や顧客に大きな影響を与えます。許可を持つことで、法的に認められた事業者としての証となり、新規顧客や公共工事への参入も容易になります。


業務範囲の拡大

許可を取得することで、500万円以上の工事を請け負うことが可能になります。これにより、事業のスケールを拡大できるだけでなく、より大きな案件や高額なプロジェクトにも参加することができます。特に、公共工事や大型プロジェクトへの入札も視野に入れることができ、事業機会が増えることは大きなメリットです。


公共工事や大規模案件への参加

建設業許可を取得すると、公共工事への入札が可能になります。公共工事は、景気に左右されにくく、安定した収益源となるため、多くの建設会社が参加を希望する分野です。また、許可を持っていない事業者に比べて、大規模な民間工事にも参加できるため、企業としての成長を加速させることができます。


金融機関からの信頼性向上

許可を取得することで、融資を受けやすくなるというメリットもあります。金融機関は、許可を持つ事業者を信用しやすく、資金調達の際にも有利に働くことが多いです。特に、事業の拡大や新規プロジェクトのための資金を必要とする場合、許可があるとスムーズに資金調達を行うことができるでしょう。


1.3 許可を取得しない場合のリスク

建設業許可を取得せずに工事を行うことには、法的リスクや経済的な損失が伴います。許可が必要な場合に無許可で事業を展開した場合、以下のようなさまざまな問題が発生する可能性があります。


法的な罰則

建設業許可を取得せずに500万円以上の工事を請け負った場合、建設業法に違反することになります。これは日本の法律で厳しく規定されており、罰則としては6カ月以下の懲役100万円以下の罰金が科される可能性があります。また、違反が発覚した場合には事業停止命令が下されることもあり、事業の継続が難しくなる場合もあります。


信用の低下

無許可での工事は、顧客や取引先からの信頼を大きく損なう結果となります。工事中に問題が発生した際、無許可であれば責任の所在が不透明になり、顧客に対する説明責任も果たせなくなります。これにより、信用を失い、長期的には事業の存続にも悪影響を及ぼすことが予想されます。


公共工事や大規模案件への参加が制限される

無許可での事業活動では、公共工事や大規模な案件への参加が不可能になります。特に、公共工事は景気に左右されにくく、安定した収益を見込めるため、多くの企業が目指す分野です。許可を持たないままでは、こうした安定した事業機会を逃すことになり、企業の成長が制限されることになります。


契約解除や損害賠償リスク

無許可で工事を進めていることが顧客に発覚した場合、契約の解除損害賠償請求を受けるリスクも高まります。工事が進行中であっても、契約違反として契約が取り消される可能性があり、それに伴う損失が事業者に発生します。



▶︎2. 建設業許可の金額と内訳



2.1 知事許可と大臣許可の違い

建設業許可には、知事許可大臣許可の2種類があり、それぞれで金額や申請内容に違いがあります。


  • 知事許可は、事業所が一つの都道府県内にある場合に必要で、手数料は9万円前後です。これは都道府県ごとに異なる部分があるものの、基本的にはこの金額が基準となります。


  • 大臣許可は、複数の都道府県で営業所を展開する場合に必要で、こちらの手数料は15万円となり、申請にはより多くの書類と手続きが伴います。


両者は申請する範囲が異なるため、自社の営業範囲や将来的な事業展開を考慮して選択することが求められます。


2.2 各種申請にかかる手数料の詳細(金額について)

建設業許可を取得するためには、申請手数料が必要です。新規申請の場合、知事許可では約9万円、大臣許可では約15万円の手数料がかかります。また、許可を取得する業種が増えるごとに業種追加の手数料が必要で、これは約5万円が一般的な金額です。


さらに、許可の申請には法定の収入印紙の購入も必要であり、これを申請書類に貼り付けて提出します。収入印紙の購入場所や金額は、申請する自治体によって異なるため、事前に確認しておくことが大切です。


2.3 追加業種申請や更新申請時の費用

建設業許可は、5年ごとに更新が必要です。更新時の手数料は新規申請時と同じで、知事許可の場合は約5万円、大臣許可では約15万円かかります。また、新たに業種を追加する場合も、業種追加費用として5万円前後の手数料が発生します。


更新手続きや業種追加の際には、必要書類や財産証明を再度提出する必要があるため、適切に準備しておくことが重要です。事前に費用や必要書類を確認し、計画的に手続きを進めることが求められます。



▶︎3. 建設業許可申請に必要な書類



3.1 基本書類一覧(必要書類の詳細)

建設業許可を申請する際には、多くの必要書類を準備する必要があります。基本的な書類として以下が挙げられます。


  • 経営業務管理責任者証明書:申請者が経営業務の管理責任者としての要件を満たしていることを証明する書類です。これには、過去の経営経験や勤務先での役職などを証明する資料が含まれます。


  • 専任技術者一覧表:各営業所ごとに専任技術者を配置する必要があり、その技術者を一覧にまとめたものです。資格や実務経験の証明も含まれます。


  • 工事経歴書:直近3年間における施工実績を記載した書類で、公共工事の実績があれば特に重要です。


これらの書類は、許可取得の審査において重要な役割を果たし、不備があると申請が却下される可能性があるため、正確に準備することが求められます。


3.2 経営業務管理責任者証明書の重要性(書類と申請時のポイント)

建設業許可申請において、経営業務管理責任者が法定基準を満たしているかどうかが審査されます。これは、経営業務の管理経験を5年以上持つ個人がその役割を担う必要があり、その証明書類を正確に提出することが重要です。具体的には、過去の勤務先の証明役職に関する資料が求められます。


この証明がないと、建設業許可を取得することはできないため、会社役員や管理者としての経歴を明確に証明することが必須です。


3.3 財産的基礎要件の証明方法(自己資本と残高証明の必要書類)

建設業許可を取得するためには、財産的基礎金銭的信用があることを証明する必要があります。具体的には、以下のいずれかの書類で500万円以上の資産を持っていることを証明します。


  • 直近の財務諸表または確定申告書

  • 500万円以上の預金残高証明書


これらの書類は、建設業を安定的に運営できる財務基盤があることを示すために必要であり、許可を取得するための重要な要件の一つです。



▶︎4. 建設業許可申請の手続き方法と流れ


4.1 初回申請から許可取得までのステップ(必要書類の準備)

建設業許可の申請には、複数のステップを順序立てて進める必要があります。以下は、一般的な申請手続きの流れです。


  1. 必要書類の準備:まず、専任技術者の資格証明や工事経歴書、財務状況を示す書類(財務諸表や預金残高証明書)など、各種必要書類を揃えます。


  2. 都道府県または国土交通省への申請書提出:知事許可の場合は都道府県、大臣許可の場合は国土交通省に提出します。この際、手数料の支払いも必要となります。


  3. 申請書の審査:申請書類が受理されると、内容に問題がないか厳密な審査が行われます。不備がある場合は、追加資料の提出や修正が求められることもあります。


  4. 許可証の発行:審査が通過すると、建設業許可証が発行されます。許可証の発行後、正式に500万円以上の工事を請け負うことが可能になります。


4.2 書類作成のポイントと注意点

建設業許可の申請書類は、細かい内容まで厳密に作成する必要があります。特に以下の点に注意してください。


  • 正確な情報記載:申請書類に記載する情報(役員名、技術者名、工事実績など)は、間違いがないよう正確に記入することが求められます。不備があると申請が却下されるリスクが高まります。


  • 証明書類の最新性:技術者の資格証明や経営責任者の経歴証明などは、最新の状態で準備することが大切です。古い資料では許可が下りない可能性があります。


  • 自治体ごとの違い:申請の手続きや必要書類は、都道府県によって異なる場合があります。そのため、事前に自治体の申請要件を確認することが重要です。


4.3 建設業許可申請後の対応と修正事項

申請後、許可が下りるまでには審査の過程で追加書類の提出修正依頼が発生することがあります。これに迅速に対応することで、許可取得までの時間を短縮することが可能です。また、申請内容に変更があった場合は、早急に自治体に報告し、修正申請を行う必要があります。



▶︎5. 建設業許可取得後の注意事項


5.1 許可の更新手続き(金額の確認)

建設業許可は一度取得すれば終わりではなく、5年ごとに更新が必要です。この更新手続きは、事業を継続するうえで非常に重要であり、忘れると事業活動に支障をきたします。更新手数料は、新規申請時と同様に知事許可で約5万円、大臣許可で約15万円がかかります。


更新手続きは、許可の有効期限が切れる30日前までに行う必要があります。遅延した場合、許可が失効する可能性があるため、注意が必要です。また、更新時にも必要書類の提出が求められるため、早めに準備しておくことが望ましいです。


5.2 変更届の提出義務

建設業許可を取得後、会社の重要な情報が変更された場合には、速やかに変更届を提出しなければなりません。例えば、以下のようなケースが該当します。


  • 役員や経営業務管理責任者の変更

  • 専任技術者の交代

  • 会社の所在地変更


これらの変更が発生した際には、通常変更から2週間以内に届出を行う必要があります。届出を怠ると、罰則や許可取り消しのリスクがあるため、法令を遵守して対応することが大切です。


5.3 公共工事の入札と経営事項審査の取得方法

建設業許可を取得している場合、公共工事の入札に参加するために、追加で経営事項審査(経審)を受けることが推奨されます。経審は、建設業者の経営状況を点数化し、その結果に基づいて入札の資格が与えられるものです。


経営事項審査では、財務状況や工事の実績従業員数技術者の資格などが評価されます。審査を受け、一定の評価を得ることで、公共工事の入札に参加できる資格が与えられるため、会社の成長に直結する重要な手続きです。



▶︎6. まとめ


6.1 許可取得に向けた最終確認

建設業許可を取得するための手続きは、必要な書類を揃え、正確に申請することが重要です。また、申請後も5年ごとに更新が必要であり、会社の変更点があれば速やかに届け出を行わなければなりません。500万円以上の工事を請け負う場合には、許可が不可欠ですので、許可取得に向けた準備をしっかりと行いましょう。


特に、経営業務管理責任者専任技術者の証明書類、財務状況の証明が不足しないように注意し、申請をスムーズに進めるための計画を立てることが重要です。これらをしっかりと揃えることで、許可取得後の事業運営も安定します。


6.2 専門家への相談のメリット

建設業許可の取得は複雑で、多くの手続きや書類の準備が必要です。特に、初めて許可を申請する場合や大臣許可のように手続きが多岐にわたる場合は、専門家に相談することが大きなメリットとなります。行政書士などの専門家に依頼することで、書類の不備や申請ミスを防ぎ、スムーズに許可取得を進めることが可能です。


また、専門家は許可取得後の更新手続きや、変更届の提出に関してもアドバイスを提供してくれるため、長期的な事業の運営においても強力なサポートとなるでしょう。



▶︎建設業許可の取得は亀田行政書士事務所にお任せください。

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